ピンポンパンブログ

福岡市 ラジコン飛行機クラブ

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墜落したプレイリー号の回収

      2016/08/19

prairie3_2015120601【墜落したプレイリー号3号機回収の件】

先週だったと思いますが、古賀の田んぼまでチャリングした際、プレイリー号3号機の墜落現場を見てきました。
すると、木に引っ掛かっていたはずのプレイリー号3号機(以下、3号機)が用水路の川べりに落ちているではないですか!
とはいえ、用水路は幅が5mくらいあるので、回収には長靴を履いて向こう岸に渡るか、対岸の倉庫の許可を得て川べりに降りるしかありません。
今後のことを考えると倉庫の連中に顔を見られるのはマズいので、後日回収することとしました。
そして今日ですが、回収用の棒を持参して回収してきました。
ただ、長靴がなかったので、サンダルで用水路に入ってきました・・

(独り事故調査委員会設置)
3号機をウチに持ち帰って墜落原因を検証しました。
丁度8ヶ月ぶりに回収された3号機は、随分傷んでいました・・
以下、検証の要点です。
・フライトレコーダーとなる空撮用カメラが失われていたため、ノーコンに至った状況までは窺い知れません。
・ケーブル等がサーボに絡んで操作不能になった様子は見受けられません。
・主翼が失われているため、エルロンがロックして墜落した可能性までは検証不可です。
(cf.エルロンロック墜落事件@糸島エリア毘沙門山ふもと長浜海岸)

その後、通電してみたところ、メカ類は完全に動作しました・・
このことから、結局、パークフライト用受信機の電波がオーバーレンジ(概ね200m超)したことによりノーコンに陥り、墜落に至ったものと考えられます。
やはり、パークフライト用受信機の電波到達レンジは狭過ぎます。
なお、3号機墜落の教訓により、リモートアンテナ付きRG731BX受信機3個導入済みです。
あと、可能性は低いですが、BEC容量不足によるノーコンというのもあり得るということで、キャパシターコンデンサーも導入しました。

(回収したメカ類の取扱について)
今回、エルロンサーボ1個と空撮用カメラは失われてしまったのですが、下記について今後の使用可能性を検討します。
・ラダー/エレベーターサーボ2個
コードに薄汚れが認められます。
内部まで汚染されているのか分かりませんが、田んぼで使用する分には問題ないのではないでしょうか。
・40Aアンプ
内部に蜘蛛の巣。
最近導入した高圧エアブロワーで吹き飛ばしたので、多分使えるでしょう。
・RG411B受信機
JRに点検依頼予定。
・OMA3810-1050モーター
モーター本体のOSブルーがくすみ、イモネジにサビが認められる以外は、割とキレイ。
ベアリングにサビの兆候が見られたため、注油。
あと、外す必要もないですが、コレットが固着して抜けない状況です。
コイルに緑青が浮いておらず、機能的にも問題ないことから、今後はスカイカンガルー号に装着することにします。
・タイヤ(3個)
割とキレイなので、リサイクルします。
大きさがRANGERの前輪とほぼ同じなので、RANGERのスペアタイヤとして活用します。

今回回収したメカ類で、あと一機作れることになりました。
DT-760、SKYSCOUTの製作を検討していますが、どうなることでしょう・・

 - プレイリー3号機(打止), ラジコン飛行機製作/運用記録