ピンポンパンブログ

福岡市 ラジコン飛行機クラブ

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追悼サバンナ

      2016/08/19

sbn_2015041401本日、サバンナがお亡くなりになられました。
経緯は以下の通り。

今日の夕方、三苫海岸でサバンナを飛ばしていました。
いつもよりサーファーが多く、サーファーのギャラリーが現れ始めたため、少し奥の海岸へ移動。
海上をフライト中、急にノーコン状態に陥りました・・
何となく予想出来ていたことなので、取り乱すことなく、海上に落ちていく様子を眺めていました・・
とりあえず、サーファーが密集していたエリアに墜落しなくて良かったです・・

墜落直後、直ちに現場へ急行します。
サバンナは海岸から15mくらい先に落ちていました。
この光景は、憶えがあります。
そうです、ヤングサンダー号ノーコン海上不時着事件です。
西区毘沙門山ふもとの長浜海岸で、ヤングサンダー号がノーコンで玄界灘に突っ込んでイッたあの光景を彷彿とさせます。
ただし、ヤングサンダー号は玄界灘の藻屑と消えてしまった訳ですが、サバンナは戻ってきました。
とはいえ、結局処分することになると思うので、結果は同じですが・・
とりあえず、回収してクルマに収めました・・

(事故原因の究明)
後学のため、ノーコンで思い当たるフシとその対策などについて検証します。

(プロポ)
今日使っていたXG6は長浜海岸で指導を受けていた際、それまで使用していたXG8と交換で取得したものです。
XG6にはスーラジの捺印があり、一応新品ということで受領しました。
しかし、箱の一部が剥がされるか切除されていたと記憶しており、交換に至るまでの経緯・素性が不明です。
そして、当該XG6は、今までに全く問題がなかった訳ではありません。
長浜海岸プレイリー号1号機海岸墜落事件、及びプレイリー号3号機ノーコン墜落事件の際の使用プロポがこれです。
いずれも、受信機の問題として片付けた訳ですが、プロポの検証は未了でした。
この点、4ch・6ch受信機いずれの使用時においても、バインドに長時間かかる現象が発生していることからすると、双方の受信機にノーコンの原因が内在する蓋然性は考えにくいと言えます。
逆にプロポに問題があると疑うのが自然です。
いずれにしても、ノーコンの原因が考えられる全ての事象を排除する観点から、今後XG6の使用を取りやめることにします。
よって、XG6は今日をもって除却処分です。
今後はフライトシミュレーター専用機として運用見込みです。

(受信機)
昨日の夕方、砂浜に軽く突っ込んだ際、バインドが解除される現象が確認されました。
この時、今日の事態を予見すべきだったのです・・
解除された原因がプロポなのか受信機なのかは今となっては判然としません。
ちなみに、受信機はRG611Bで、ヤングサンダー号不時着事件の際の使用受信機もこれでした。
同受信機に何らかの固有の欠陥があるのか分かりませんが、この品番の受信機も今後使用を差し控えたいと思います。
ただ、アンテナが外れかかっていたので、それが受信状況に悪影響を及ぼしたのかもしれません・・

(機体の挙動)
今日のフライト中、サーボのガチャ付きが疑われる挙動が観測されていました。
普段は割と真っ直ぐ飛んでいたのに、今日カクカクと左右に触れるような飛び方をしていました。
トリムが狂っているのだろうと考え、微調整していましたが、終始当て舵で対応しなければならない感じでした。

(バッテリー)
回収した機体を検分すると、アンプにXT60コネクタを残してバッテリーが脱落していました。
おそらく海上不時着の際の衝撃によるものでしょうが、片方のバッテリーコードは残っていました。
以前、プレイリー号を今津で飛ばす際、バッテリーのハンダが取れる事態に陥ったことがありましたので、可能性としては低いですが、今回も半田がはずれてノーコンに陥ったのかもしれません。

他方、バッテリー自体はゴムで止めていましたが、フライト中に投げ出され、電力供給が絶たれてノーコンに陥ったのかもしれません。
もし機体にゴムが残っていなかったら、きっとそうなのでしょう。
明日、機体を確認したいと思います。

以上で検証終わりです。
これで手持ちの機体はプレイリー号2号機だけとなりました。
ただ2号機はエルロン追加を考えており、残念ながらしばらく飛ばす予定はありません。
スカイカンガルー号は現在製作中で、こちらも飛ばすまでに暫く掛かります。
よって、暫くラジコンを飛ばすことが出来ませんが、仕方ありません・・

 - サバンナ(打止), ラジコン飛行機製作/運用記録